医薬品輸送は低温(2~8℃)・超低温(-20~70℃、80℃以下)管理が重要

医薬品輸送管理

医薬品の輸送には、徹底した温度管理が求められます。

2~8℃の低温輸送が求められる医薬品が多いですが、なかには15~25℃の常温輸送、-80℃以下の超低温輸送が必要な場合もあります。

この記事では、医薬品輸送に求められる低温管理の基準、超低温輸送の具体例について解説します。

医薬品輸送に求められる低温管理とは

温度管理

医薬品輸送では、温度管理が非常に重要です。

見た目に大きな変化があらわれなくても、輸送時の温度によっては医薬品を変性させてしまうこともあり、服用によって人体に悪影響を及ぼすリスクもあります。

医薬品の輸送・保管に求められる温度管理の基準としては、厚生労働省の告示「日本薬局方」に、以下のように定義されています。

室温:1〜30℃
常温:15〜25℃
冷所:1〜15℃

日本の医薬品輸送における温度基準は、世界的にみても温度幅が広いという特徴があります。

例えばアメリカの場合、室温は20〜25℃(±5℃は容認する)とされています。

ヨーロッパの場合も、室温は15〜25℃で、日本の1~30℃と比較すると大きな差があることが分かります。

医薬品の種類によっては低温輸送が必要

多種類の薬

医薬品輸送における適切な温度は、医薬品の種類によって異なります。

医薬品の完全性(品質の劣化や損傷がない状態)を保持するには、輸送時にも徹底した温度管理を行うことが重要です。

特に、医薬品の種類によっては-20℃以下の低温輸送が求められることも珍しくありません。

具体的には、以下のような医薬品の輸送には、-20℃または-80℃以下の超低温管理が必要になるでしょう。

  • 抗体医薬品
  • 再生医療等製品
  • 治験薬
  • 血液製剤
  • ワクチン

など

また、低温輸送が求められるのは、医薬品だけではありません。

凍結胚(IVF)輸送や検体・細胞などの輸送には、-150℃以下の極低温輸送が適しているでしょう。

医薬品の極低温輸送はドライシッパーで

極低温輸送はドライシッパーで

極低温保管が必要な医薬品や凍結胚(IVF)などの輸送には、ドライシッパーと呼ばれる専用容器が用いられます。

ドライシッパーとは、容器内に液体窒素を充填させることで、-150度以下の極低温状態を保つことができる輸送専用容器です。

医薬品を極低温状態で輸送する場合、ドライシッパーをレンタルしてご自身で持ち運ぶという方法もあります。

しかし、ドライシッパーを適切に扱うには液体窒素の充填が必要です。

容器は非常に重くなるため、転倒などにより破損させてしまうと、医薬品自体の劣化や損傷にもつながります。

また、医薬品の国際輸送(輸出入)の場合は、相手国によって異なる厳格な規制を遵守する必要があります。

通関手続きに必要な書類作成は、非常に手間のかかる作業です。

そのため、ドライシッパーによる医薬品の輸送は、専門業者に任せるのが一般的です。

クライオセンドなら安全に保管・管理ができるのはもちろん、通関手続きから空港セキュリティ対応まで、一貫して対応いたします。

お客様の負担を軽減しつつ、安全で確実な医薬品輸送が可能なため、ぜひお気軽にご相談ください。

ドライシッパーを活用した医薬品の低温輸送方法

低温輸送方法

クライオセンドでは、ドライシッパーを活用した極低温輸送サービスを2つの輸送方法で提供しております。

ハンドキャリー

ハンドキャリーは、専門スタッフがお客様の大切な医薬品が入ったドライシッパーを直接手に持って最終目的地まで運ぶサービスです。

飛行機の機内にも手荷物としても持ち込むため、事故が発生するリスクが少ないのがメリットです。

輸送状況や温度についても、最新情報を随時ご提供することも可能ですので、ご安心ください。

クライオセンドでは、創業以来、ハンドキャリー輸送時に事故が発生したことは一度もございません。

コールドチェーン輸送

コールドチェーン輸送とは、徹底した温度管理を全行程で遵守している物流体系のことです。

国際輸送など、長距離の輸送に適しています。

クライオセンドでは、信頼できる世界各国の輸送会社と提携しており、徹底した温度管理の下で医薬品の海外輸送が可能です。

コールドチェーン輸送についても、輸送中に事故が発生したことはございません。安心してご利用いただけます。

医薬品の極低温輸送はクライオセンドにご相談ください

輸送相談

医薬品の輸送時には、徹底した温度管理が求められます。

2~8℃の低温輸送が求められる医薬品が多いですが、なかには-80℃以下の超低温輸送や-150℃以下の極低温輸送が必要な場合もあります。

医薬品の超低温輸送や極低温輸送は、専用容器ドライシッパーを用いたハンドキャリーやコールドチェーン輸送を専門業者に依頼するのがおすすめです。

クライオセンドには、国内外へ2,500件以上のドライシッパー輸送の実績がございます。

お客様に合わせたプランをご提案いたしますので、医薬品の低温・極低温輸送についてはクライオセンドまでぜひお気軽にご相談ください。

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