凍結胚などの移送に必要なドライシッパーは、レンタルすることも可能です。
ただし、実際にレンタルする際には、費用や取り扱いの注意点についてよく理解しておく必要があります。
ドライシッパーをレンタルするには
ドライシッパーとは、液体窒素の吸着剤が内蔵され、極低温状態(マイナス150度以下)を維持できる輸送容器のことです。凍結胚などの生体試料の輸送に用いられています。
ドライシッパーを手配する方法は、購入とレンタルがあります。購入する場合には、1本あたり最大数百万円の費用がかかります。
一方、レンタルにかかる費用は、利用期間や利用方法等によって異なります。詳しくは各社へお問い合わせをしましょう。
ドライシッパーが頻繁に必要なケースは別として、一般的にはレンタルを選ぶ方が多く、専門業者や不妊治療クリニックなどでレンタルが可能です。
当社のドライシッパーレンタルサービス
当社CryoSend(クライオセンド)では、企業向けにドライシッパーのレンタルサービスを提供しています。
ドライシッパーレンタルの概要と費用について
当社の輸送容器は、ヒト由来、動物由来の凍結受精卵、凍結精子、凍結卵子、凍結血液細胞、幹細胞、骨髄細胞、尿検体、DNAサンプル、抗体、iPS細胞、CAR-T細胞などのバイオ医療関連物質の保管ならびに安全な輸送にお使いいただけます。
お客様のご要望に合わせた様々なサイズをご用意しており、レンタル費用はサイズとレンタル期間によって変動いたします。ご希望の方は是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
当社のドライシッパーレンタルに含まれるもの
ドライシッパーレンタルサービスに含まれる内容は以下の通りです。
- ドライシッパー本体
- ハードジェルの容器ケース(必要に応じて)
- 液化窒素充填(依頼に応じて)
- 使用方法のサポート
- お客様、または移送元までの配送費用
レンタルするドライシッパーの選び方
ドライシッパーをレンタルする際は、輸送する生体試料の数や使用用途に応じて、適切なものを選ぶ必要があります。もちろん、サイズや期間によってレンタル料金も変わってくるため、予算に合わせて選ぶことも大切です。
さらに、ドライシッパーの性能はメーカーによって異なる点にも注意しましょう。
CryoSendでは、業界最高水準の性能を誇るドライシッパーをご用意し、お客様のご要望に見合ったサイズをご提案いたします。
ドライシッパーのレンタルについてお問い合わせ
ご紹介してきた通り、ドライシッパーでの輸送には注意点も多くございます。
当社ではドライシッパー輸送の専門業者として、容器のレンタルや輸送代行を行っております。
ご不明点がある方やレンタルをご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。