受精卵、卵子、精子、iPS細胞、特殊医療サンプルなど、大切な検体を迅速かつ確実に輸送するには、ハンドキャリーを利用するのがおすすめです。
CryoSend(クライオセンド)では、国際輸送にも対応したハンドキャリーサービスを提供しています。
この記事では、国際ハンドキャリーのメリットや輸送の流れを分かりやすく解説します。
国際ハンドキャリーとは
一般的な国際輸送では、航空貨物輸送・海上貨物輸送のいずれかの方法が用いられます。
一方で、国際ハンドキャリーは、専門のスタッフが航空機を利用して手荷物として運ぶのが特徴です。
緊急性が高い場合や特別な取り扱いが必要な荷物の輸送については、国際ハンドキャリーが適しています。
国際ハンドキャリーのメリット
国際ハンドキャリーには、航空貨物輸送や海上貨物運送にはない、以下のようなメリットがあります。
最短でスピーディーにお届け
航空貨物輸送の場合、宅配業者での仕分け作業や着地国での通関手続きなどに時間を要してしまいます。
また、海上貨物輸送の場合は、目的地の港までの航海に1~3ヶ月ほどかかるのが一般的です。
集荷から輸送、着地国での通関手続きまで、すべて専門スタッフが一貫して行う国際ハンドキャリーなら、最短2日でスピーディーな輸送が可能です。
輸送中の紛失・損傷リスクを低減
国際輸送の際に注意したいのが、輸送中の紛失・損傷リスクです。
信頼できる業者に任せていても、「荷物が届かない」「中身がすり替えられた」等のトラブルが発生する可能性はゼロではありません。
専門スタッフが手荷物として目的地までお届けする国際ハンドキャリーなら、輸送中の紛失・損傷リスクを低減できます。
通関手続きの手間を削減
国際輸送の場合、目的地まで荷物を届けるには、通関手続きが必要です。
通関手続きをスムーズに済ませるには、必要書類を不備なく準備しなければなりません。
CryoSendの国際ハンドキャリーサービスでは、通関書類作成のサポートも行います。
税関とのやり取りに時間を要することなく、空港セキュリティー対応もスタッフが行うため、手間とリスクを低減できます。
低温輸送も可能
CryoSendの国際ハンドキャリーは、-150℃以下の極低温輸送にも対応しています。
例えば海外で卵子提供や代理出産などの生殖医療を受ける場合、凍結胚や凍結精子などの生体試料を国際輸送しなければなりません。
極低温輸送では、液体窒素を充填したドライシッパーと呼ばれる専用容器を用いるのが一般的ですが、輸送中も-150℃以下の低温状態を維持しなければ、凍結胚や凍結精子が損傷してしまうリスクがあります。
ドライシッパーはレンタルも可能ですが、輸送中の事故やトラブルによる破損リスク、心因的な負担を考えると、ご自身で運ぶことはおすすめできません。
CryoSendには、国内外の医療機関・研究施設などへのドライシッパー輸送の実績が2,500件以上ございます。
-150℃以下の極低温状態を約2週間に渡ってキープできる業界最高水準のドライシッパーを用いて、経験豊富なスタッフが丁寧に輸送いたしますので、生殖医療のための国際ハンドキャリーも安心してお任せください。
リアルタイムで進捗報告
国際輸送のトラブルとして多いのが、「荷物がどこにあるのか分からなくなってしまった」という事例です。
国際ハンドキャリーなら、大切な荷物が専門スタッフの手から離れることはほとんどないため、紛失のリスクを低減できます。
また、CryoSendの国際ハンドキャリーでは、リアルタイムでの進捗状況のご報告も可能です。
大切なお荷物が今、どこにあるのかをお知らせし、ご依頼主様の不安を軽減します。
国際ハンドキャリー輸送の流れ
国際ハンドキャリーの基本的な流れは、以下の通りです。
- 検体の集荷
- 輸出通関手続き
- X線検査免除手続き
- 手荷物として飛行機に搭乗
- 到着国にて輸入通関手続き
- 目的地まで配達
CryoSendの国際ハンドキャリー専門スタッフは、国際的な輸送規制や手続きにも精通しており、問題やリスクは事前に回避することが可能です。
信頼性の高い確実な極低温輸送を提供いたしますので、ハンドキャリー輸送をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
国際ハンドキャリーは専門業者に依頼しよう
緊急性の高い輸送物、特別な取り扱いが必要な荷物を国外に輸送する必要がある場合は、国際ハンドキャリーサービスの利用がおすすめです。
CryoSendは国内外で2,500件以上の輸送実績があり、創業以来、事故が発生したことはございません。
通関手続きを含めた国際キャリーサービスも提供しておりますので、お気軽にお問い合わせください。