不妊治療で転院すると検査のやり直しが必要?

不妊治療クリニックの転院を考えるとき、転院先でも検査をやり直す必要があるのかどうかが気になる方も多いでしょう。
この記事では、不妊治療中の転院において検査のやり直しは必要なのか、転院をクリニックに伝える方法や凍結胚保管中の転院についても解説します。

不妊治療中に転院すると検査はやり直しになる?

不妊治療中に転院した場合、検査のやり直しが必要かどうかはクリニックによって異なります。再検査になると検査費用を重複して支払う必要があり、不妊治療にかかる負担が大きくなります。

一般的には、現在通院中のクリニックからの紹介状と検査結果、治療履歴などがあれば、検査のやり直しは不要なケースが多いようです。
不妊治療にかかる費用を節約するためにも、通院中のクリニック、転院先のクリニックに事前に確認することをおすすめします。

不妊治療中のクリニックに転院を伝える方法

不妊治療中に転院する理由は人それぞれ異なりますが、医師との相性が悪い、期待する結果がでないなどの理由で転院を決めた場合、現在通っているクリニックに紹介状が欲しいことを伝えにくいという方もいるでしょう。
しかし、不妊治療クリニックの転院はそれほど珍しいことではありません。
あまり気にせず、以下のような伝え方をしてみてはいかがでしょうか。

電話で「紹介状が欲しい」と伝える

不妊治療クリニックの医師に直接伝えるのは気が引けるという場合は、電話で伝えるという方法もあります。
電話で転院を考えている旨を説明し、紹介状と検査結果、治療履歴が欲しいと伝えておくと手続きがスムーズに進み、理由をあれこれ聞かれることもないでしょう。

ステップアップしたいと正直に伝える

体外受精へのステップアップを理由に転院を決意した場合には、その理由を正直に伝えても問題ありません。
現在通院中の不妊治療クリニックが体外受精に対応していない場合、クリニックの選び方などで相談に乗ってくれることもあるかもしれません。

立地を理由にする

不妊治療中のクリニックへの伝え方として、「職場近くのクリニックに転院する」など、立地を理由にするのも良いでしょう。
実際に、通院が大変で自宅近くのクリニックに転院するケースは珍しくありません。

感謝の気持ちを添えて伝える

不妊治療中のクリニックに転院の意思を伝える場合、これまでの治療に対する感謝の気持ちを添えることも大切です。
感謝の気持ちを伝えた後、「セカンドオピニオンを求めたい」「新たな治療を試してみたい」など、転院を決めた理由については正直に伝えても良いでしょう。

医師はあまり気にしていない

不妊治療において、転院を希望するケースは思った以上に多いものです。
医師はそれほど気にしていないことも多く、患者の気持ちを尊重してくれる医師も多いため、伝え方について過度に悩む必要はないでしょう。

不妊治療で凍結胚があると転院は難しい?

不妊治療で転院をする際に気になる点としては、検査のやり直し以外に、凍結胚の取り扱いがあります。
今後の治療のことを考えれば、凍結胚についても転院先のクリニックに移送するのが望ましいでしょう。凍結胚の移送は以前よりも容易にできるようになり、多くの不妊治療クリニックが凍結胚の持ち出しや持ち込みを受け入れています。
ただし、凍結胚の移送には破損や紛失、死滅などのリスクも伴います。自分で運ぶこともできますが、ドライシッパーという専用容器を使用し、低温状態を維持しながら慎重に運ぶ必要があるため、専門業者に依頼するほうが安心です。

不妊治療の転院でも紹介状があれば検査のやり直しは不要!

不妊治療の転院では、紹介状や検査結果、治療履歴などがあれば、検査のやり直しは不要なケースも多いです。ただし、クリニックによって必要な検査の種類は異なるため、事前に問い合わせておくことをおすすめします。
また、不妊治療の転院で気になる点としては、検査のやり直し以外に、凍結胚の取扱いがあります。凍結胚の移送は以前よりも技術が進み、安全に移送できるようになっているため、転院に合わせて凍結胚を移送すること自体は問題ないでしょう。
とはいえ、凍結胚の移送にリスクがないわけではありません。
さらに専用の容器を手配したり、通院中のクリニックと転院先のクリニックとの日程調整をしたり、移送中の温度管理をしたりなどは思った以上に大変です。
不妊治療中の凍結胚移送については専門業者へ依頼することをおすすめします。

CryoSend(クライオセンド)には、国内外の多くのクリニックへ凍結胚を移送してきた実績があります。
業界最高水準のドライシッパーを使用し、専門スタッフが徹底した温度管理のもと、お客様の凍結胚を大切にハンドキャリーいたします。また、クリニックへの提出書類の作成や日程調整などもCryoSendが代行するため、手間をかけずに移送することができます。
不妊治療中の転院に伴う凍結胚の移送にお悩みの方は、CryoSendまでお気軽にご相談ください。

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